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ローでの行政法「処分の公権力性」

行政庁の行為の処分性を検討するにあたって、公権力性を認定するときに、どのような言い回しをするでしょうか?気をつけなければならないのは、単に「一方的に行われたこと」を適示するだけでは足りない可能性があるという点です。なぜならば、私人間で行われ...
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ローでの民法「相続と代理」

今回は、表見代理について、おもに本人を相続した無権代理人の追認拒絶権について、ローの授業で印象に残ったことを共有したいと思います。資格併存説をとるべき理由なぜ本人を無権代理人が相続したとき、追認拒絶権がなお無権代理人に認められるのか。この問...
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ローでの民訴法「文書提出義務」

ロースクールに通っていると聞こえてくる生徒の声が、「文提は出ない」です。一コマを割いて授業する割に、ロー生の評価としては文提は軽んじられやすい傾向にあるみたい。だからこそ、文書提出義務を極めておけば、司法試験で一線を画する答案を書くことがで...
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ローでの憲法「合憲限定解釈」

合憲限定解釈をすることによって、本来であれば違憲無効になりそうな法文も、無効とせずに運用させ続けることができる。これが合憲限定解釈の意義であると言われています。ただ、一方では、それは裁判所が改正法を制定するが如きであって、そもそも法は国会が...
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ローでの民法「94条2項類推適用」

94条2項類推適用は、大体予備校が出している市販の参考書なんかだと1問目とか2問目くらいに出てくる問題なわけでして、多くの人が学部生1年目の4月に着手したことのある論点なのではないでしょうか。いつまでも覚えられないのが、94条2項の「第三者...
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ローでの憲法「集会の自由」

集会の自由を論じようとするとき、判例によって判断基準が違ったりするもんだから、一体どの判断基準をどんな時に使おうかと迷うことがありました。とりあえず代表的な「泉佐野市民会館判決」のやつだけ覚えておくかあとか思っていた時期もありましたが、今回...
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ローでの刑法「危険の現実化説」

XはAを執拗に殴打し続け、Aは意識不明の重体になった。Xが去ったのち、たまたま通りかかったYがAの頭部を角材で数回殴打した。その後Aは死亡したが、検証の結果、Aの死因はXの殴打による傷害が原因であると判明し、Yの殴打による傷害は、Aの死亡を...
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ローでの民法「基礎事情の錯誤」

錯誤を始めて勉強したときは簡単だなと思っていたのですが、最近ローで授業を受けてからというもの、なんだか難しいなと感じるようになりました。そういうわけで、ローで学んだ「基礎事情錯誤」の内容を共有して、自分の中の頭を整理したいと思います。認識が...
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ローでの民訴法「訴え・訴訟上の請求・訴訟物」

ロースクールで行われた民事訴訟法の授業を基に書きました。以下、本編。訴え・請求・訴訟物の言葉の意味と関係性訴え、訴訟上の請求、訴訟物、という言葉は、民訴法を勉強していればよく耳にすることと思いますが、今回は、これらの言葉の意味と関係性につい...
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ソクラテスメソッドで損をしない答え方3選

ソクラテスメソッドに備えて予習をしてみても、心構えで損をしている人を見かけることがあります。損、と言っても、大体なんとなく受け答えができてれば減点されることはないのですから、なにか成績評価に関係するという点での損得を言ってるわけではありませ...