現在、ロースクールの既習2年生に在学している私ですが、これから司法試験では手書きではなくPCによる入力が導入されますよね。
クラスメート達は、来年、手書きの司法試験を受けることになるわけですが、そんなクラスメートたちが普段勉強や予習をするにあたって、どのくらいPCやタブレットを使っているのか、お話してみたいと思います。
授業でPCを使う人は半分ぐらい
まず、授業でノートPCやタブレットを使っているクラスメートは半分くらいいる印象ですね。
PCで打ち込んだり、タブレットにDLしたレジュメに文字を書き込んでいたりするなどして授業を受けている人は普通にいます。
中大ロースクールの各教室にはコンセントと延長コードがありますので、充電が危うければ充電もしながら授業を受けることができます。
ただ、さすがにクラス全員が充電しようと思ったらコンセントないし延長コードが足らないのですが、さすがにそこまでの事態にはなっていません。
ちなみに、中大ロースクールでは、各人に与えられている自習スペースがあります。そこでPCやタブレット、携帯を充電することもできます。
ただ、自分専用の自習スペースではPCを使用することができません。
なぜならば、打鍵音が他の自習している生徒の耳に入ると迷惑だから、なのだそうです。
自分専用の自習スペースとはいえど、他の人の自習スペースと同じ空間にあるため、音は丸聞こえってわけです。
ただ、自分専用ではない自習スペースもあるのですが、そこでは充電しながらのPC使用も可能です。
ただ、基本書とかを参照したいときに、基本書が手元に無いという事態もあり得ます。
だからなのか、自分専用の自習スペースでPCを使えないことに少なからぬ不満を感じている人もいるようですね。
ちなみに、私は絶賛紙派です。
そんな紙派の私も、PCを使わなければならない授業があります。
その一つに、法律文書作成に関する授業があります。これは、契約書や訴状、意見書などをワードで作成する授業になります。
授業中に先生から色々と指南を受けた上で、残りの時間で文書を仕上げるという授業ですから、PCが必須なのです。
ちなみに、そもそも私はノートPCを持っていない人間なのですが、学校で貸し出しを行っているので、そこら辺は問題になりません。
一応、貸し出しの事務員の方に聞いてみたところ、貸し出すPCがもう無くて貸し出せない、という事態になったことは過去にないらしいです。
なので、ノートPCやタブレットを持って無くても、貸し出しで十分にやっていけます。
ブラインドタッチできる人は少ないかも
普段からノートPCを使うような人でも、ブラインドタッチ(タッチタイピング)ができる人は少ないかもしれないと感じています。
実際、先に述べた法律文書作成の授業では、最低でも2000字くらいの分量は書くことになるので、結構大変なのですが、
ブラインドタッチができる私を見て、クラスメートが「すごい」と言ってくれたことを覚えています。
というか、貸し出しPC使ってるくせにブラインドタッチはできるんかいっていうのが、少し奇妙だったということのようです笑笑
特に契約書を作るときなんかは契約書の雛形みたいなのがあるわけで、そういった雛形がたくさん載っている本が図書館に置いてあったりします。
それを参照しながら打ち込んでいくのに、ブラインドタッチができないと結構苦労するでしょう。
ブラインドタッチができないと、雛形を見て、手元を見て、PC画面を見て…と工程が多いですものね。
ただ、こういった文書作成の授業も、ネットから拾ってきた雛形をコピペすれば良いだけなのかも。
ただ、意見書や訴状となると、ほとんどを自力で打ち込むしかなくなるので、ブラインドタッチは身につけておいて損はないですよね。
レポートはワード、定期試験は手書き
授業によっては、レポート課題が与えられることもあります。ホントにたまに、ですが。
レポート課題といっても、何千字なんていう大規模なものではなく、A4一枚に収まる程度の課題であることが多いですから、1000字程度くらいです。
ですから、そもそもPCやタブレットを持っていないのであれば、それは何とかする必要があります。
つまり、貸し出しPCを使うか、PCを買うか、です。
ただ、貸し出しPCは返却時間が決まっており、日をまたいで借りることはできません。私のローでは。
それなので、家でゆっくり取り組みたいのであれば、やはり自分のPCが必要でしょう。
紙派の私も、デスクトップPCは持ってるので、大体のレポート課題はデスクトップPCで作成・提出していましたね。
かたや、定期試験は現在オール手書きです。
そりゃあ、今はまだ司法試験も手書きですからね。
ただし、これからはどうなるか。
おそらく、司法試験がPC型になるタイミングに合わせて、定期試験もPC入力に変わることでしょう。
そうなれば、ブラインドタッチができるか否か、普段からPCを使っているか否かで、パフォーマンスの違いが多かれ少なかれ生じるはず。
個人的には、PC入力式に早くなってほしいと願っています。だって、手が疲れるんだもん。
結論 PCは買ったほうが良い
私の意見としては、やはりノートPCを買ったほうが良いでしょう。
定期試験でも、これからはPC入力になるでしょうし、そうなれば、使用するパソコンは自分のもの(持ってない人は貸し出しPC)になるでしょう。
しかし、定期試験は全生徒が一斉に行うのですから、貸し出せるPCが枯渇する可能性が高いです。
しかも、ブラインドタッチができるようになって思うことは、普段使っているキーボードと違うキーボードを使う場合、
微妙にキーボードの位置や鍵盤のサイズが違うだけでミスタイピングが起こるということです。
やはり、試験で最高のパフォーマンスを発揮するためには、自分が普段使っているPCが良いに決まっています。
ですので、自分用のノートPCがベストでしょう。
ただ、もし学校側にお金がたくさんあって、試験専用の貸し出しPCを生徒数分用意できるのであれば、話が変わります。
ただ、やはり普段からPCを使うことに慣れておき、ブラインドタッチを習得するためには、持ち運び可能なノートPCがベストです。
私は、普段は紙に手書きの勉強をしており、しかもデスクトップPCの人間ですが、
ノートPCを買っておけば良かったと後悔することが多々あります。
実は、デスクトップにした理由は、購入当時いまだ外出規制が叫ばれていたコロナ禍でして、「だったらノートPCである必要無くね?」という理由からに過ぎません。
なので、もし改めて今、PCまたはタブレットを買うなら、やっぱりノートPC一択ですかね。
ただ、普段学習するにおいて、図を描いたり勉強内容をまとめたりするのには、PCだと不便なところがありますよね。
なので、普段の学習からデジタルに生きたいなら、タブレットも有りでしょう。
タブレットも、キーボードに接続してノートPCのように使えますからね。
ただ、私だったら普段は紙、起案はノートPC、というように使いますかね〜。
以 上
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