ロースクール生の僕が、紙で勉強する理由

勉強するのに、PCやタブレットを使うか、紙に書いて勉強するか、人によって色々と勉強の仕方がありますよね。

ずっと言われていることですが、紙とデジタルと、どっちのほうが良いのか、という疑問もあります。

私は普段、紙に書いて勉強していますし、本も全て紙媒体にしています。レジュメもわざわざ印刷して使っています。

今回は、デジタル時代の今日で、しかも司法試験もPCでの受験になっていくこの時に、紙媒体で勉強している理由を話してみたいと思います。

頭が動くきっかけになる

今日はとても勉強のやる気がないなぁと思う時でも、ひとまず紙に書き出してみると、ちょっとずつ頭が働いてきて、なんやかんやで集中できるということがあります。

実際に、とある数学系YouTuberさんも、訳が分からないなりに教科書の数式を写して手を動かしていると、だんだん論理構造がわかってきて頭が働いてくるとお話されていました。

ただ、これはタブレットやタイピングでもあることだと思います。

実際ブログを書いていても思いますが、とりあえずまとまっていないなりに入力してみようとすると、案外文章がスラスラと出てくるものです。

するってえと、結局のところデジタルでもアナログでも変わらんじゃんかって話なのですが、

僕的には紙とペンを用意することのほうがハードルが低く感じます。

PCだといちいち立ち上げるのに時間がかかりますから、それがハードルになります。

私は普段から白紙を常に7〜8持ち歩いているので、これを取り出すほうが楽です。軽いですしね。

ただ、タブレットだと立ち上げるのも楽ですから、書き出すのに紙とそう変わらないのかもしれないですね。

ちょっとタブレットは使ったことがないので分からないのですが…

書き出すまでにかかるハードルを考えると、PCよりはタブレットや紙が良いと思います。

そして、書き出してみると、頭が働いてきますから、私はPCを普段使うことはありません。

図を描いたり情報をまとめるのに便利

やはり、白紙の上に書く分には自由度が高く、例えば事例問題を解くときに図を書いてみたり、知識を整理する時とかには白紙が良いなと感じます。

まずもってPCで図を描くのは面倒くさいですね。

タブレットは、そこら辺は自由にできるでしょう。

ただ、タブレットで図を描いている人の様子をみてみると、画面をズームしたりクローズしたりして書き込んでいる様子をみることがあります。

確かに、タブレットのペン先って、それなりに太いですよね。おそらく、小さな文字を書こうとすると、字が潰れてしまうのでしょう。

しかし、ボールペンだったらそんな事ありません。

いやまあ、1mm以上の太いボールペンを使ってるなら話は別ですけど。

例えば、人気のジェットストリーム0.5mmで、細い線を書くことができるので、小さな文字もちゃんとつぶれずに書くことができます。

そういうわけで、紙とボールペンの方がタブレットよりも、図を描いたりするのに便利な気がします。

図や文字の修正は、デジタルが勝る

しかし、ボールペンで書いたならば、誤字等がある場合に修正がめんどくさく、あるいは書きなおした方が早いということもあるでしょう。

一方、PCなどのデジタル機器は、簡単に修正が効きます。

ただ、実際に紙で勉強していて、こういうときタブレットだったら良かったのになぁ…と思うような修正に迫られることは、ほとんど無いなって印象です。

ただ、普段から情報や知識を整理する勉強(例えばまとめノートを作るとか論点表を作成するとか)をしているのであれば、もしかするとタブレットの方が良いと感じることも多いのかもですね。

私は、あまりそういったまとめる勉強はしていないので。

情報の横断的な参照がしやすい

タブレットやノートPCでは、スクリーンサイズに限界があるため、一画面に複数の情報を並べることは実際的ではありませんね。

あるいは並べることができても、文字が小さくて読めない。

もちろん、デュアルスクリーンにでもできたら便利なのですが、普通持ち運びようデバイスでデュアルスクリーンにして作業している人なんて見たことありません。

一方、紙媒体なら、机の広さだけ情報を並べることができます。

基本書と問題集、判例100選を並べておいて、ストレス無く相互参照することができるのは、紙媒体の方が優れている気がします。

ただ、参照できる情報量はデジタルが勝る

しかし、紙の限界は、手元に基本書等がないと話になりません。

また、カフェで勉強をしていて、机のスペースが小さいという場合には、いろいろな参考書を広げることはできません。

一方、デジタルであれば、保存されている限り無数の情報を格納していますので、参照できる情報量は非常に多いです。

しかも、それをノートパソコンないしタブレット1台で可能にしているので、省スペースです。

ただ、研究者でもないのに、参照すべき基本書等が何冊にもわたることってあるのか?とは思います。

文字が潰れない

結構タブレットやノートPCで勉強している人をみていると、画面をズームして文字を読んでいる光景を目にします。

先にも述べたように、スクリーンサイズに限界がある関係で、例えば見開き1ページで表示された時、字が小さくて読めない、読みづらいというのがあるのだと思います。

一方、本であれば、文字が読みづらいということはないですね。

いや、視力によっては読めない読みづらいこともありますかね。

厚さから情報検索ができる

基本書は分厚いです。

あの話ってどこらへんに書いてあったっけ?と思った時に、紙媒体であれば、おおよその厚さでここら返かな?と記憶していることも多いと思います。

そして、ここらへんだろうと思われるところの前後周辺のページを確認しながら、前から後ろから目当てのページを絞っていくという検索ができます。

一方で、PC やタブレットであれば、厚さという概念がありません。

ただ、デジタルには検索機能がある

しかし、もし探したい情報のキーワードが明らかなとき、検索窓を使って一発で欲しい情報にたどり着くこともあるでしょう。

これは紙には無理なことです。

そんな紙派な私ですが…

そんな私ですが、デスクトップPCは持っています。

それもデュアルモニターなんですよね笑笑

ブラインドタッチ(タッチタイピング)もできます。

また、スマホのフリック入力も、めっちゃ速いねと色んな人に言われます笑笑

普段勉強する分には紙なのですが、デジタルは大好きです。

あくまで、勉強する分には紙が自分にとって相性が良いという話ですね〜

以 上

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