ソクラテスメソッドに備えて予習をしてみても、心構えで損をしている人を見かけることがあります。
損、と言っても、大体なんとなく受け答えができてれば減点されることはないのですから、なにか成績評価に関係するという点での損得を言ってるわけではありません。
ここでいう損とは、本当だったらサッと答えて終わらせられたところ、答え方が悪かったがゆえに、本来より長い時間、先生との受け答えに拘束されることを指します。
なるべくとっとと自分の番を終わらせたいですよね。
そこで今回は、ソクラテスメソッドで損をしない答え方3選をお話します。
声は大きく
例えば、こういった受け答えが見られることがしばしばです。
先生「〇〇について□□くん、どうかな?」
□□くん「~だと思います」←合ってる
先生「ごめんね、よく聞こえなかった。もう一回良いかな?」
□□くん「えっと…(沈黙)」
先生から聞き直されたとき、「もしかしたら僕、間違えちゃったかも?!」という気持ちになるのも分かります。
ですが、大体そういうとき、ちゃんと正しいことを言っていることが多いという印象です。
しかも、沈黙をしていると、先生側からさらに次のような質問が飛んでくることも。
先生「そっかそっか、聞き方が悪かったかな?そもそも〜〜ってどういう趣旨だっけ?」
と、基本から出発した質問を追加でしてきます。
いや、答えがわからない時は有り難い質問なのですがね。
ですから、プレッシャーや緊張感から早く解放されたくば、とにかく大きな声で頑張ろう!
一応、大体の授業はマイクを使って受け答えをしますから、よっぽど声が小さくない限りは問題ないかと思いますけどね!
先生の質問をよく聞く
これは、特に先生から追加の質問が飛んできたときに陥りがちなのですが、先生の質問に答えた形での受け答えができていない場合があります。
これは、結構色んな人に見られます。
先程も話したように、生徒が答えに詰まっているとき等に追加の質問が飛んできます。
この時、最初の質問を答えようと頭がぐるぐるまわっているからなのでしょう、なんか追加の質問をちゃんと聞いてたのかな?という答えをしてしまう場合がしばしば見られます。
すると、先生も「いやいや、そうじゃなくて…」とやりとりが続くので、さらに拘束時間は長くなってしまいます。
確かに、答えなきゃ!という焦りの気持ちが生まれるのは共感できますが、一度心を落ち着けて、考えるのを辞め、先生の話を聞いてみましょう。
考えるのはそれからで大丈夫ですよ。
とりあえず考えたことを言う
うーん、ここらへんを質問されたらヤバそうだな〜、とか思っていると、当てられることもあります。
まあ、そんなの稀ですけど、私の感覚では。
ただ、そうなった時には、間違えることを恐れずに、とりあえず自分がどう考えたか話せば、それで逃してくれることがおおいです。
私も一度、緊急逮捕できない場面で「緊急逮捕すればよいと思います」と答えてしまったことがありました。
その時、先生から「え…?緊急逮捕?」と返されました。
ただ、そこで恐れずに、なぜ「嫌疑の十分性」があると思ったのかを説明すれば良いのです。
結局そうしたところ、「でもこの時点はまだ証拠収集の段階だからねぇ。じゃあ次の人、どうかな?」
と言った具合に、次の人に当てられていきました。
まとめ
今回は、ソクラテスメソッドで損をしない答え方3選を紹介しました。
高校の授業とかでも、上記のことって結構ありがちだったかと思います。
自分が高校生だったとき、どうだったかなあと思いをはせながら、もし損する側に当てはまるものがあれば、今のうちに度胸みたいなものをつけておきましょう!
以 上
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